倉庫管理
倉庫管理の仕事内容
物流センターの冷蔵倉庫内で作業指示に従って出荷準備を行い、ドライバーにバトンタッチする役割を担います。出荷準備のほかにも、仕分け作業や検品、入出庫管理、出荷管理など、お客さまのニーズに応じた倉庫業務全般を請け負います。
主な業務
仕分け・出荷準備
仕分けリスト（仕分け表）をもとに商品の仕分けを行います。手作業で仕分けを行う場合や、ハンディターミナルでバーコードを読み取り、数量の指示に従って仕分けを行う場合があります。大量の商品を移動させる時は、ハンドリフトやフォークリフトを使用します。
検品
出荷する商品の個数に誤りがないかを確認する作業です。仕分けされた商品を目で数え、仕分け票と突合して最終チェックを行います。この検品作業により、誤出荷を防ぐことができます。数を数えることに抵抗がなく、根気よく作業できる人が向いています。
出荷管理
お客さまからお預かりした商品の一時保管およびその管理を行います。出荷管理システム（WMS）を使用して、在庫数量に過不足がないかデータ上でも確認します。そのほか、作業ボリュームに応じた人員配置や商品の保管場所の管理など、倉庫内のマネジメントも重要な業務です。
倉庫管理のキャリア
1年目：研修中から班長を目指す
入社後すぐは、5～10名程度の班に所属し、先輩社員から作業内容や流れを学びます。
作業する中で出てくる「こうした方がやりやすい」「こうしたら効率が上がる」などの意見は、班ミーティングで班長に伝えて改善につなげます。班員から意見を吸い上げ、班全体で作業効率を上げていくことが当社の目指す姿です。
第一ステップの役職は班長です。班長は班員の意見を吸い上げ、改善活動を主導する役割を担います。班の日々の収支を確認し、改善によって利益にどれだけ貢献できるかを考え、行動に移します。班ミーティングなどの場を設け、PDCAサイクルを回して班の運営面での改善、粗利益の改善に取り組みます。
3年目：主任として組織全体をマネジメント
生産性や品質の向上、班員の管理などに貢献することで、複数の班を管理する主任へのステップアップが可能です。
主任は班長のスキルアップをサポートし、全体を俯瞰して組織運営を行います。品質担当、作業部門担当、リスクマネジメント担当など、拠点の重要な役割を担うこともあります。
業務全体を管理する主任として、自ら課題を見つけ、改善活動により業務効率化を図ります。例えば、ロケーションと呼ばれる倉庫内のレイアウトを変更することで移動距離を削減したり、作業手順を変えることでミスを減らしたりなど、改善活動を全社で共有する班実績発表会で発表し、入賞を目指すことが一つの目安になります。
7年目〜：全体をまとめるセンター長
センター長へのキャリアアップを目指す場合、コンプライアンスや数値管理、労務管理といった幅広い知識を身に着けるためのセンター長候補者研修に参加いただきます。
センター長は、センター内はもちろんのこと、会社全体の売上目標やビジョン達成に向けた業務を担当します。業務内容の抽象度があがり、業務レベルもより難しくなります。近年は若手のセンター長も増えてきており、新卒7年目のセンター長もいます。
倉庫管理業務に向いている人
体を動かすのが好きな人
倉庫内の作業では、一日の歩数が多くなります。慣れるまでは足の疲れを感じることもありますが、体力作りにも適しています。仕事をしながら体力や筋力がつくのは大きなメリットです。
チームで仕事をするのが得意な人
作業自体は個々で進めることが多いですが、連携が必要な場面も多くあります。例えば、仕分けする商品の置き場などを工夫し、次の作業者が作業しやすいようにするという心遣いもチームワークの一つです。そうした心遣いが生産性の向上、ひいては利益につながります。
エブリー24の倉庫管理として働くメリット
リーダー職・管理職へのステップが可能
自分の職務領域を広げていくことができます。スキルや知識、学歴がなくても、職務領域を広げて改善提案を行い、自ら行動に移すことで変化を感じられます。それがやりがいにもつながります。
マネジメント能力を養える
入社したばかりの新人やアルバイト・パートスタッフに対して指導する場面が多くあります。指導を通じて、相手の成長だけでなく、自分自身の成長にもつながります。
先輩の声
応募者さんからよく聞かれること
- 商品は重いですか？体力に自信がなく不安です。
- 当社ではさまざまな商品を扱っています。飲料や水物は比較的重いですが、加工肉やデザート惣菜など、小口の仕分けもあるため、女性も多く活躍しています。
- 倉庫内は寒いですか？皆さんどのような寒さ対策をしていますか？
- 庫内の温度は5℃〜7℃程度です。ジャンパーなどの防寒着は一部会社負担で購入できます。身体を動かす作業も多いため、服装は各自で選択いただいています。
